初心者がプログラミングを勉強するときのコツとは
結論から言うと
プログラミングの学習では1から10まで暗記する必要はありません!
前提として…
人は小学校、中学校など学校で勉強が義務付けられ、最終的にテストで覚えているか試されました。テストでは当たり前ですが、何かを見ながらテストを受けることができないので、すべて事前に暗記しようとします。
これはいいことなのですが、成長しても学んだ内容を覚えようとするクセが抜けず、真面目な人ほど勉強したら暗記しないといけないと思ってしまいます。
最初は情報が多すぎて暗記どころじゃない
もちろん学習した内容がすぐに覚えられるなら問題ないです。しかし、プログラミングを学習するとき大半の人はこのような状態になると思います。
- 短期間で一気に学習する必要がある。
- 初めてで知らない言葉が多い。
- プログラミングがどんなものかあいまいな部分がある。
このような状態でプログラミングの勉強を始めようとすると情報量が多すぎて、全然頭に入ってきません。そうすると時間だけがかかってしまい、プログラミングが身に付きません。
どうすればいいか
プログラミングはテストではないので、自分で調べたり誰かに聞いたりできます。なのですべてを暗記する必要はないのです。
もちろん最低限覚えなければいけないこともあります。例えばif文、for文は当たり前のようにたくさん使うので毎回調べていたら作業が全然進まなくなってしまいます。誰かに聞くのもその人の時間を奪ってしまうので程々にしましょう。
プログラミングを始めるときに何に気を付けながら勉強した方がいいかというと、頭の隅に「こんなこともできるんだ」と入れておくことです。プログラミングは調べることができるので、「できる・できない」がわかれば後は頭に出てきたキーワードを絡めて検索するだけです。
結局のところ
プログラミングに一番必要なのは検索する力です。検索など自分の力で解決する力がエンジニアには求められます。エラーが出た時も自分で調査して解決までする必要があります。
なのでプログラミングを始めるときは最初から1つ1つ覚える必要はありません。暗記のために長い間同じところで止まっているならどんどん先に進んでいいと思います。
おすすめの勉強法
プログラミングを学習するときはわからなくてもとりあえず先に進み、終わったらもう一回同じ内容を行うのがおすすめです。参考書やサイトでもいいですが、1度最後まで終わらせてプログラミングの大枠やニュアンスをとらえてから、もう一度同じ内容を学習すると、理解するスピードが段違いです。
私自身も1つ1つの意味を調べて覚えないとすまない性格でしたが、プログラミング学習を初めて3か月たってから仕事が忙しい時期に差し掛かり、「暗記している場合じゃない、とりあえずこの機能だけ実装しないと」と思いとりあえずコードを書いていました。これが1か月ぐらいあったのですが、最初の覚えようとしていた3か月より、とりあえずプログラミングを書いていた1か月の方が圧倒的にプログラミングが書けるようになっていました。
1度で覚えようとせず、なんとなくでもいいので何回も繰り返し、わからないことや疑問があったら検索することがプログラミングの習得のコツだと思います。