なぜアウトプットをするか
本は読んだあとは楽しかったやためになったなどの内容を全部覚えていると思います。しかし1か月後、3か月後などたってから思い出そうとしてもだんだん思い出せなくなっているはずです。
せっかく時間を割いて本を読んだのに忘れてしまってはもったいないし、好きな本なら内容をずっと覚えていたいはずです。
よく聞く話ですが、人間の脳は基本的に忘れるようにできています。忘れないためにはアウトプットを何回もして脳に、「この記憶は大切なので忘れないで。」と伝える必要があります。
感想文テンプレート
では簡単にできる読書感想文のテンプレートをお伝えします。
基本的にはこの3つを意識してください。
- なぜ自分は読もうと思ったか(理由)
- 読んで気づいたこと(感想)
- 本を読んだ結果自分はどうするか(行動)
これらに3つに対して1,2行ずつ書きだします。
まず自分がなぜその本を読もうと思ったかを思い出します。その後、本から得られた知識、感想を出します。最後にその本から自分はどんな行動をするかを書きます。
このときに理由と行動が噛み合っていればとてもいいですが、他のことでも行動につながるならいいと思います。
このテンプレート通りに書くことで、
- なぜその本を読んだか
- どんな内容だったか
- どんな利益を得られたか
を思い出すことになるので、記憶に残りやすくなります。
私の場合の例を挙げると
例えば『読書感想文のメリット』のような本を読むとします。その感想はこんな感じになります。
- 理由
なぜ読書感想文を書くといいのかと思った。 - 感想
読書感想文を書くと記憶に残りやすくなる。 - 行動
毎回本を読んだら10分だけ読書感想文を書く。
他に簡単なのはTwitterでアウトプットする方法です。私の場合Twitterはこのように書きました。
Twitterは文字数が限られているので、理由は省略しました。
読書感想文のメリット
読書感想文を書くメリットを2つご説明します。
本の内容の圧倒的な理解力がつく
本の内容を思い出し書きだすことで脳に刺激を与え、記憶として定着しやすくなります。また考えることで読んだだけでは気づかなかった内容に気づき、さらに理解力が増します。
そして内容を一回すべて思い出すことになるので他の本との違いや、その本のいいところ、不要な情報を整理することができます。
自己成長につながる
本を読みたいと思うことはなにか目的があったということです。自分がその本を読んだ理由と合わせて行動することでその目的の達成に繋がります。
また、アウトプットすることは回りの人が関わってきます。アウトプットすることで、その人が自分を評価してくれたり、一緒に話すことができます。そういった楽しさもあります。
今回の読書感想文は少ない文字数にまとめて表現するので、文章力が上がり、要約する力が付きます。
まとめ
感想文のテンプレートはこちらです。
- なぜ自分は読もうと思ったか(理由)
- 読んで気づいたこと(感想)
- 本を読んだ結果自分はどうするか(行動)
読書感想文のメリットはこちらです。
- 本の内容の圧倒的な理解力が付く
- 自己成長につながる
このテンプレートを使って短い時間で意味のある感想文を書きましょう。
皆さんが本を読む目的は様々だと思いますが、本の内容をアウトプットして記憶を定着させましょう。そしてその知識を生かして人生を楽しみましょう!