こんにちは。まさきです。
今回はスペンサー・ジョンソン著の『チーズはどこへ消えた?』の要約をしていきます。
対象読者
この「チーズはどこへ消えた?」は私たちの身の回りの大切なものをチーズにたとえ、現代の変化にどう向き合うかをストーリー形式で教えてくれる本です。
この本はこんな方におすすめです。
- 学校や職場など、新しい環境に不安を感じている人
- 変化しないといけない状況にいる人
- 常に自己成長を目指している人
伝えたいこと
この本では「チーズ」と「迷路」がキーワードになってきます。
「チーズ」とは、私たちが人生で求めるものです。
(例)仕事、成功、家族、お金、健康、精神的な安定など
「迷路」とは、チーズを追い求める場所です。
(例)会社、家庭、生活など
私たちの身の回りの物をチーズと迷路に置き換えて物語が構成されていますが、変化を楽しむことで幸せになるということです。
結論
まずは本書で主人公のホーが最後で気づいた教訓はこちらです。
- 変化は必ず起きる。
- 変化を予期せよ。
- 変化を探知せよ。
- 変化に素早く適応せよ。
- 変わろう。
- 変化を楽しもう!
- 進んで素早く変わり再びそれを楽しもう
つまりこういうことだと思っています。
変化は必ず起こる。
変化は目に見える前から、徐々に起こっている。
その変化に事前に気づき、準備することで素早く適応することが大切。
変化に順応し、変化の過程を楽しむことでそれが成長になるということ。
ただそんなことを言われても急に変わるのは難しいことです。
しかし、その変化の過程を本書ではホーの心情とともにストーリー形式で実況してくれているので、ホーと同様にいろんなことを経験して考えながら少しずつ変化することの大切さを知っていってもらえればと思います。
要約
では要約していきます!
始めに
本書は迷路の中で生活するネズミのスニッフとスカリー、小人のヘムとホーの合計4人が登場します。
4人の食料はチーズです。幸せになるために迷路の中でチーズを探し回っています。
この4人のキャラクターを通して、それぞれの変化が起きたときの行動を見ていきましょう。
後半のチーズがなくなってからのねずみと小人のそれぞれの行動の違いと、ホーの変化に対する葛藤に着目してみてください!
【前半】チーズはどこへ消えた?
チーズを見つける
ある国では小人のヘムとホーとネズミのスニッフとスカリーが、迷路で食料のためのチーズを探しまわっていました。
ようやく苦労してチーズステーションCという場所で、大量のチーズを見つけました。
そこから毎日チーズを楽しみにチーズステーションCに通うようになりました。
ところがある朝、二匹のネズミが小人のヘムとホーよりも早くチーズステーションCに着くと、チーズがなくなっていました。
しかしネズミは毎朝チーズステーションに変わったことがないか調べていて、チーズが古くなっていたことを知っていたので、特に驚きませんでした。
ネズミのスニッフとスカリーはすぐに新しいチーズを探しに次のチーズステーションを目指して飛び出しました。
小人のヘムとホーはその日のんびりチーズステーションに向かいました。
もちろんいつも通りチーズがあるものだと思っていたので、チーズがないことに気づくととても驚いて「チーズはどこへ消えた?」と言いました。
苦労して手に入れたチーズがまさかなくなるとは思っていませんでしたし、チーズがあれば幸せな生活を続けられると思っていました。
そこから二人の小人は周囲を調べてチーズがなくなった原因を調べたり、いつかチーズが戻ってくると思い、その場所から動きませんでした。
ネズミはすぐに次のチーズを探しにいったのに対し、小人はその場でできることをするだけでした。
チーズを探しに行くべき?
翌日も2人はチーズがまた現れるのに期待してチーズステーションに行きましたが、やっぱりチーズはありません。
ホーは「新しいチーズを探しに行ったほうがいいんじゃないか」と提案しますが、ヘムは「何としてでも原因を突き止めるんだ」と言います。
ホーは何度も自分に質問します。
「どっちがいいんだろう。ここでチーズが戻ってくるのを待った方がいいのか、迷路に探しに行った方がいいのか」
そこで迷路に笑顔で迷路に入っていく自分を想像したら、楽しくなってきました。
時には迷路に迷うかもしれないけど、最終的には新しいチーズが見つかるに違いないと思いました。
ホーはチーズを見つけた自分を想像したらワクワクしてきて、迷路にチーズを探しに行く決意をします。
ついに自分を変えることを決めたのでした。
【後半】迷路での気づき
ヘムを置いて迷路に出発したホーは「チーズはどこへ消えた?」ではなく「なぜすぐに立ち上がり、チーズを探さなかったんだろう?」と思えるようになった自分を振り返ります。
ホーは迷路を進んでいくことを不安になりましたが、自分の中で一度考えます。
『もし恐怖がなかったら何をするだろう?』
恐怖は人を動けなくするかもしれません。
しかしこのままでいたら事態はますます悪化する恐怖を感じたら嫌でも行動すると思いました。
さらに考えます。
チーズがなくなったことに、何が起きているかを日々注意して見ていたり、変化に備えていたら、あんなに驚くことはなかっただろうということ。
これからは変化が起こるのを予想し、いつ変化が起きるか本能的に感じとり。それに適応する準備をしようと思いました。
『つねにチーズの匂いをかいでみること、そうすれば古くなったのに気がつく』
ホーはヘムが迷路に出る見切りを付けただろうかと考え、自分が迷路に踏み出したときのことを思い出しさらにヘムに向けて壁に書きつけました。
『新しい方向に進めば新しいチーズがみつかる』
ホーは気づいたら恐怖がなくなっていて、気分がよくなっていました。
その理由が何かわかりました。
『恐怖を乗り越えれば楽な気持ちになる』
ホーはいっそういい気分を味わうため、心の中でチーズをより細かいところまでイメージし、そしてまた壁に書きつけました。
『まだ新しいチーズがみつかっていなくてもそのチーズを楽しんでいる自分を想像すればそれが実現する』
ホーはようやく新しいチーズステーションを見つけました。
だけど入ってみると中はすでに空っぽでした。
もっとはやく見切りをつけていれば、ここでたくさんのチーズをみつけることができたのにと思いました。
『古いチーズに早く見切りをつければ、それだけ早く新しいチーズが見つかる』
迷路にチーズを探しに出てからホーの考えは変わりました。
以前は変化は間違っていると思っていましたが、今は予想しててもしていなくても変化は起こるのが自然なことだとわかりました。
そしてまた壁に書きつけます。
『従来通りの考え方をしていては新しいチーズはみつからない』
人は考えを変えると行動が変わることを知りました。
すべては、どう考えるかにかかっているのです。
『新しいチーズをみつけることができ、それを楽しむことができるとわかれば人は進路を変える』
さらに考えたことを書きつけました。
『早い時期に小さな変化にきづけばやがて訪れる大きな変化にうまく適応できる』
そういろいろ考えているうちについに、新しいチーズステーションNで見たことのない量のチーズを見つけました。
そこにはネズミのスニッフとスカリーの姿もありました。
【まとめ】さあ、新しいチーズを見つけよう
ホーは今までのことを振り返りました。
変化を恐れていた自分を変えたのは何だったのか。それは餓死するという恐怖でした。
そして自分の行動がばかばかしく思えるようになったとたん変わり始めたことを思い出します。
ホーはこれまでの失敗を振り返り、人は変換に対応することができるようになる方法を将来へ生かそうと思いました。
- 物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で、すばやく動くこと。
- 問題を複雑にしすぎないこと、恐ろしいことばかり考えて我を失ってはいけないこと。
- 小さな変化に気づくこと。そうすれば、やがて訪れる大きな変化にうまく備えることができる。
- 変化に早く適応すること。遅れれば適用できなくなるかもしれない。
- 最大の障害は自分自身の中にある。自分が変わらなければ好転しない。
そして一番大事なことは、つねに新しいチーズがどこかにあるということ。
そして恐怖を乗り越え、冒険を楽しむなら、幸せになれるということ。
ホーはヘムを思い出していました。
一度戻ってヘムに自分をこの学びを伝えにいこうかと思いましたが、以前ヘムを変えようとしたときに全然聞いてくれなかったのを思い出してやめました。
ヘムは自分で自分を変えることができなければ結局今と同じことになってしまいます。
ホーが残した文字を読んでヘムが自分自身の手で居心地の良さから抜け出し、恐怖を乗り越えてこの場所までくることを願いました。
自分自身が変わろうとしなければ状況は良くなることはない。
感想
どうでしたか?名言づくしですね!
無事ホーは大量のチーズを見つけることができました。
これはホーが自分で変化することを選び、行動したからこその結果です。
この本では、このチーズを迷路を皆さんの生活に置き換えて考えることができます。
皆さんはこの登場人物の4人どれに当てはまるでしょうか。
ネズミのスニッフかスカリーなら現状に満足せず常に挑戦をし続ける方なので最高ですね。ホーのような方なら恐れつつも変化を受け入れられるので、問題が起きても解決するのも時間の問題でしょう。
ヘムの場合は身の回りに問題や危機が起きても現状を維持しようとするので最悪の状態になる前に抜け出さなくてはなりません。
問題が起きてからと起きる前に行動して選択肢を作っておいてからの変化では心の余裕が全然違うと思います。
まずは少しづつでも何か新しいことを初めて見るのもいいでしょう。
私の経験になってしまいますが、私の本業はエンジニアです。
エンジニアは常に新しい技術が必要になると言われています。
現場が変わったときに言語やツールが全く変わったり、急に新しいことを振られるかもしれません。
私の場合は、そのときにすぐに対応できるように普段使っている言語以外のIT周りの知識を学習するようにしています。
そうすることで周りの人には『できる人』、『なんでも知っている人』と思って頂けることや、
新しい言語や環境にストレスを感じずに済んだので常に用意しておくことはいいことばかりだと感じています!
変化は自分が意図していなくても自然に起こるものです。そこから変化を楽しみ対応していくか、それとも不安や恐怖のまま立ち止まるかはあなた次第です。
自分の人生は自分しか変えられません。新しいチーズを探しに行きましょう!
ちゃんとストーリーを読んでみたいと気になった方は手に取ってみてください。
勇気を出すために定期的に読むのもいいですよね。
また、その後の物語も出ています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!