こんにちは、まさきです。
今回はエフォートレス思考の本を読んだので、要約していきたいと思います!
エフォートレス思考とは
エフォートレス思考とは、「一番楽なやり方で一番優先なことに取り組むこと」です。
あれもこれも全力でやっていたらすぐにパンクしちゃいますよね。
エフォートレス思考を身に付けると、頑張らずに成果を100%発揮することができるようになります。
エッセンシャル思考との合わせ技
この本の著者であるグレッグ・マキューンは2014年に『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』と言う本を出しています。
エッセンシャル思考とは、自分がやりたいと思ったことや本当に必要なことだけを取り組むことで、最高のパフォーマンスを出すことでした。
しかし、やりたいことを厳選したとしてもいつの間にか量が多くなってしまい、手が回らなくなってしまいます。
そういったときにどのようにやるかが重要になってくるのです!
エッセンシャル思考は「何を」やるかを判断したあとは、 エフォートレス思考で「どのように」やるかを一緒に学んでいきましょう!
エッセンシャル思考についても以前まとめているのでよかったら読んでみてください。
頑張らないで成果を出すとは
やりたいことが増えてきた時、全てに全力を出すのが当たり前だと思っていませんか?
しかしそれだとあれもこれも考えなくてはいけなくて身体のリソースも脳のリソースもいっぱいいっぱいになってしまいます。
そのためには、なるべく楽に終わらせる方法を考える必要があるのです。
例えば、一度やったことは別のものに応用できるレベルまで落とし込んだり、リスト化して作業を単純化したり、他の人に頼んでやってもらうなどがあります。
自分一人で抱え込むのではなく、自分が既に持っている人間関係やスキルを活用できないかを考えると良いです。
考えるのには、心に余裕を持つ必要があるため健康的な生活や十分な睡眠も大切になってきます。
エフォートレスな行動
エフォートレスな行動は5つあります。
- 目標
ゴールを明確にしてそこに辿り着いたら潔く終わりにする - 発動
目標に向かって簡単に踏み出せる最初の1歩を決める - 削減
やらないことを最大限に増やして価値を生み出すタスクにだけ集中する - 前進
「手軽に失敗して修正」を繰り返すことで最短ルートで成長できる - 上限
モチベーションを維持しつつトラブルに対応できる程度の下限と、疲れすぎないけど順調な上限を設ける
これらを意識して目標を決めたら失敗を恐れず進み続けましょう。
いろんな経験をすることで物事の本質を学ぶことができます。
エフォートレスのしくみ化
エフォートレス思考を理解したら、しくみづくりをしましょう。
しくみ化の方法も5つあります。
- 学習
原理原則を学ぶことで何度も応用が効くようになる - 強化
方法を人に教えることでパワーが何倍にも膨れ上がり、自分も効率よく学ぶことができる - 自動化
何度も行う重要なことはリスト化など自動化することで記憶に負荷をかけなくてすむ - 信頼
信頼関係が築けていると他人との共同作業が上手くいきパフォーマンスが上がり、人々の調整にかかる労力も少なくなる - 予防
繰り返し起こる問題やフラストレーションは、数分で解決できることがないか見つけることで生活が楽になる
これら5つが頑張らずに成果を上げる仕組みづくりになります。
感想
著者のグレッグ・マキューンが前回出したエッセンシャル思考はすごい好きな内容でした。
日本人の断れない性格や無駄な習慣をひっくり返すような内容でそういうのが不要だと思っていた私にはすごいためになりました。
その続編ということでどんな内容かと期待していたのですが、やはりちゃんと関連した内容でエッセンシャル思考は「何を」やるか、エフォートレス思考は「どのように」やるかと今回も生活に活かせそうで読んでよかったです。
エフォートレス思考では頑張らないで成果を出すとありましたが、実際は読んでみないと何を言ってるかわからないので、一瞬で読み終わりました。
エフォートレスな行動では、前進と上限が重要だと感じました。
前進では、進むことに重きを置くのではなく間違える前提で素早く動くこと、そしてそれを繰り返すことで最短ルートで進め、原理原則を学べるのだと読み取りました。
上限では、下限はトラブルが起きても達成できること、上限は頑張りすぎずに達成感を得られるというどちらも習慣化を意識しつつストレスにならないラインを引く必要があるのだと読み取りました。
この2つはやはり頑張らない、気張らないことに繋がってくるので身につければ頑張らないで成果を出せるのだと思いました。
こういった行動を続けていくと自分にも余裕が出てきて、時間的も生み出せるので新しいことができますよね。
ぜひ一緒に、いい方法へ進み続けましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。