classファイルからjavaファイルを生成するデコンパイル方法

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デコンパイルとは

コンパイルについては以前の記事でご説明したように、作成したjavaファイルをコンパイルすることでclassファイルを生成することができます。

デコンパイルとはこの逆でclassファイルからjavaファイルを生成することができます。

どういうときに使うのか

結論から言うと手元にclassファイルしかないときに使います。

classファイルの状態でもプログラムは動きますが、人間が読める状態ではありません。

なのでソースの内容を見たい場合はデコンパイル(逆コンパイル)をしてjavaファイルにする必要があります。

特に既存のシステムではjavaファイルはなく、classファイルのみデプロイされていることが多いです。

既存システムにカスタマイズを加えたいときなどはソースを見てデグレがないように修正しないといけません。その場合にデコンパイルをしてjavaファイルの中身を見ながら修正する形になります。

デコンパイル方法

Jadダウンロード

今回はJadを使ってデコンパイルします。以下サイトからダウンロードしてください。

https://varaneckas.com/jad/

ここから自分のPCのOSに合ったものをダウンロードします。

ダウンロードしたものを解凍します。

解凍するとjad.exeができます。このファイルを適当な場所に配置してパスを通します。

一番簡単な方法はjad.exeを「C:\Windows」に配置します。

これでデコンパイルが使用できるようになりました。

デコンパイルする

デコンパイルには以下のコマンドを使います。

jad ファイル名.class

例としてHello.classがあるとします。この場合は

jad Hello.class

このように使います。

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この記事を書いた人

フリーランスエンジニアです。
未経験からSIer企業に入社して開発案件でプログラミングを学び27歳でフリーランスになりました。
主にHTML,CSS,JavaScript,Javaを書いています。
本を読むことが好きなのでIT以外にもいろいろ読んでいます。
好奇心旺盛でとりあえずやってみる精神。
楽しいことが生きがいで、仕事も私生活も楽しくなるように日々奮闘中。
お酒を飲みすぎないことが目標

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