流れ
今回は以下の流れで書いていきます。
- 特徴
- BE BLUES!~青になれ~とは
- あらすじ
- 感想
特徴
- 主人公が天才&サッカーバカ
- 何度壁にぶつかろうが乗り越えていく姿が気持ちいい
- メンタル、信念の強さ
- すべてサッカーを通して物語ができている
- 小学生から始まるが年齢の成長スピードがちょうどいい
BE BLUES!~青になれ~とは
週刊少年サンデーで連載中のサッカー漫画です。現在38巻まで出ています。
例として1巻の説明文を引用します。
日本人に生まれたら、サッカーをやっているなら…日本代表のユニフォームを手に入れたい!誰だってそうだろ!一条龍は、本気で日本代表になることを夢みているサッカー少年だ。幼なじみの双子・優人と優希といっしょに、まずは全国少年サッカー大会で優勝を目指す!!1対1の躍動感!ゴール前の緊迫感!絶妙の連携プレーを成功させたときの高揚感!サッカーの醍醐味がここにある。本格サッカー大河ロマン堂々開幕!!
ここからわかるように熱い物語となっています。
あらすじ
※ここからはネタバレを含みます。
主人公の一条龍は埼玉県の小学生では知らない人がいないほど天才と言われた小学生でした。日本代表を目指し親友でチームメイトの青梅優斗などと大会に出場した。龍はその圧倒的なセンスと技術、ここ一番の強さで優勝しました。
しかしその帰り道、龍は交通事故に巻き込まれそうになった優人を庇おうとした勢いで階段から転落してしまい、サッカーが続けるのが難しいほどの大けがを負ってしまいました。
そこでいろいろ葛藤はありましたが、腐ったりせずリハビリを始めます。簡単に治るものではなかったので結局2年かかってから復帰することができました。
やっとサッカーをできるようになった龍は途中から優斗がいる部活動に合流します。途中から入ったこともありチームメイトや後輩からはあまり歓迎されませんでした。
しかし、怪我の後遺症が残っており、以前のような圧倒的な技術や上手さは見る影もありませんでした。
そういった壁も龍は努力とセンスでカバーしてチームメイトに認めてもらえるようになり、少しずつ過去の栄光を取り戻していくのでした。
そうして高校に進み、親友、ライバル、先輩を龍のペースに巻き込みながら熱い試合を繰り広げていきます。
感想
私自身最新の38巻まで読んでいるのでその前提で書きます。
主人公龍の壁にぶつかったときにどうするかが印象的でした。人は生きていればいつか壁にぶち当たると思います。そのときに皆さんならどうするしますか?この一条龍は壁に当たった時に一切の諦めるという考えはなく、どうすれば超えられるかだけを考えているのです。
例えば、怪我明けで後遺症がある自分がどうすればチームメイトに認めてもらえるか、他には高校で有名になっていくと相手チームのマークが厳しくなってくるので、どうすれば厳しいマークの中で自分の仕事ができるかなど。
そういった壁を越えていく姿が勇気づけられます。
また龍は高校でその勝負強さと影響力でチームのシステムを先輩を含めて変えさせます。これは実際の部活動では1年生ができることではありません。
漫画を読むとわかるのですが、龍の性格ならきっと受け入れられるのだろうな―と自分の高校生時代と当てはめて妄想してしまいました。きっとチームにこんな人がいたらワクワクが止まらないのだろうと。
龍を見ていて、憧れている間は成長できない、成長したいなら前に出て些細なことでも結果を出すことをが必要だなと思いました。まあ行動しないと今の環境は変えられないということですね。
あとは親友とライバルの存在が大きいですね。競い合える親友やライバルがいるっていいですよね。そういうバチバチな高校生活も楽しそうだなと思いました。
サッカー漫画ってたくさん出ていると思いますが、差別化するなら「熱い青春」って感じでしょうか。高校をサッカーに捧げていることや、登場人物の高校生っぽい感情が青春を思い浮かべます。その中にある絶対曲げたくない強い思いや、うまくいかないことや悩みなど感情的なところが私的にアツいと思いました。