BLUE GIANTは通常のBLUE GIANTが全10巻で、今も連載しているBLUE GIANT SUPREMEがありますが、
今回は完結している通常のBLUE GIANTについて書きます。
この漫画も前回のアオアシと同じでとても大好きな漫画です。
特徴
主人公が必死に前に進み続けるポジティブな性格とそこからくる漫画のスピード感
ジャズの話だが、メインは家族やバンドメンバーとの人間味あるストーリー
音楽とスピードを紙から感じられる画力と表現力
ストーリー説明
主人公はポジティブで明るい性格で弱みを感じさせない宮本 大
中学生のときに聞いたジャズにあこがれて誰にも教わらずに1人で河川敷で練習してサックスを吹けるようになっていた
高校卒業後世界一のジャズプレーヤーになろうと決心をし、本格的にサックスで稼ぐことを決める
その明るくてまっすぐな性格と恐れ知らずな行動力でさまざまな人と音楽でつながっていく
勢いだけでやっていた大だが、サックスを教えてくれる師匠との出会いや、
同じ年の天才ピアニストや、ドラム初心者の友人とバンドを組むなどの出来事を通し、
日本一のジャズクラブ、ソーブルーで演奏するという目標を立てる
そうしてジャズバンドとして有名になっていくお話となっています
感想
読み終わって自分が一番伝えたいのは、いくつもの出会いと別れに鳥肌が立ったことです。
もちろんジャズを通して成長していくのは目を張るものがありますが、
なによりも登場人物1人1人が丁寧に書かれていてそのストーリーごとに鳥肌が立ちました。
例えば家族のストーリーであったり、お兄さんとのストーリー、
友人、学校の先生、お客さんといった登場人物が多いのに無駄がないストーリー構成
何回涙をこらえたかわかりません(笑)
そして、最後の展開も予想できない。。。
これは読んでみないと絶対伝わらないと思います。
また、10巻しかないのですが、最初からストーリーすべての展開が決まっていたかのようなスピード感がすごい。
ストーリーが凝縮されていて無駄がない!
駆け抜けるといった表現が合います。
ジャズだからと言って読むのをやめた方も多いと思いますが、
ぜひ3巻ぐらいまで読んでみてほしいです。
自分は音楽の経験がなかったのですが、関係なくドハマりしました。